オブジェクト指向の勘違いを正す〜【書評】オブジェクト指向でなぜつくるのか〜

Java

前書き

私は、JavaでのWebアプリケーション開発が1年弱、その他オブジェクト指向(以下、OOP)言語(C#、Ruby、Python・・趣味含む)の経験がありますが、いまいちOOPについて掴みきれていませんでした。

本書では、よくあるOOPの入門書に記載してある「擬人化」について、
OOPをわかりづらくする原因として、「擬人化」を用いずにOOPについて解説しています。

構成も素晴らしく、章を通して、
1.冒頭のキーワード
2.ウォーミングアップ
3.章のポイント
4.本文
5.参考書籍
という構成になっており、初心者から中級者まで学びの多い書籍になっています。
図が多数出てくるので、理解しやすい点もポイント高いです。

第2版ということで、最近の流れである「関数型言語」についても解説があります。

kindle版で購入したのですが、画像タイプの書籍でない点も嬉しいですね。

対象読者

  • OOP言語の入門編を読み終え、一通りプログラミングできるようになった方。
  • 自力でOOPでのプログラミングができるようになったけれど、OOPについていまいちピンとこない方。

キーポイント

導入部分では、OOPをわかりづらくしている原因として以下の3つをあげています。
* 用語の洪水
* 比喩の乱用
* なんでもオブジェクト症候群

  • OOPを理解するために必須の、プログラムの歴史
  • OOPで作られたアプリケーションのメモリ展開時の動作
    とコアな解説が続いていきます。

後半の章はプログラミングから一歩引いた視点で、
上流工程(業務分析、要求定義)やUMLがOOPによって進化してきた点について記述されています。

アクションプラン

  1. OOPについて他人に説明する際は、安易に「擬人化」を用いない。
  2. OOPでプログラミングする際は、OOPの良さを十分に活かす。
  3. とりあえず、本書を勧める。

まとめ

本質は近道。

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